年々増加する紫外線

◎悲鳴を上げる地球

2006年7月に世界保健機関(WHO)は、紫外線を過度に浴びたことが原因で、世界で年間約6万人が死亡しているとする報告書を発表しました。詳細はこちら
年々、オゾン層が破壊されていることは、ニュースでもご存知の通りだと思いますが、オゾン層が破壊されて様々な異常気象が発生しています

紫外線量の増加

年々どれくらい増加しているかというと、南北両半球の中・高緯度域にある10 箇所以上の地点における観測からは、紅斑紫外線量が1980 年代前半より2003年までに6〜14%増加したと報告されている(WMO, 2003)。

 


(NASDA提供)

地球温暖化

現在約15℃ですが、これは、地球上にある大気によってバランスが保たれています。
 もし、地球上に大気がなければ、地球の平均気温は−18℃となり、生命が存在できない星になります。
大気中に含まれる二酸化炭素やメタンなどは、太陽からの熱を通しますが、地表からの熱を吸収、反射させる性質を持っています。
  これらのガスを温室効果ガスとよび、このガスが多くなると、地球はだんだん温かくなってきます。これが、【地球温暖化】です。
このまま地球温暖化が進むと、2100年には平均気温が現在よりも1.4℃から5.8℃上昇するといわれています。

年間平均気温が1℃なんて少ないと思っていませんか?現在の東京の年間平均気温は16.9℃で宮崎の平均気温は17.9℃、東京は宮崎になってしまうんです

参考ホームページ 地球温暖化を阻止せよ

 

海面上昇

1979年以降、北極海では温暖化によりテキサス、カリフォルニア、メリーランドの3州を合わせた以上の面積の氷が失われ、海水面は10〜20センチほど上昇しているといわれています。2100年には平均気温が現在よりも1.4℃から5.8℃上昇した場合、海面は9cmから88cm上昇するといわれています。そうなると、多くの海抜の低い島国は水没したり、日本も国土が減少すると言われています。海面上昇により、砂浜や美しい海岸線はなくなることは必死です。海水浴だ!ラッシュガードだ!なんて言ってられなくなるかもしれません。

異常気象

ここ数年異常気象が世界各地で異常気象が多発しています。集中豪雨による洪水、降雨不足により干ばつ水不足、日照不足、豪雪、冷夏等、これらは直接我々の生活を脅かしています。これにより、農作物や動物にも大きな被害を受けています。

 

海面上昇により、もし海面が1m上昇すると

これは海面が1m上昇した場合の大阪の予測マップです。2100年には最大1m上昇すると言われています。この地図によると淀川以北の西淀川区、尼崎市、淀川区等の多くが水没する可能性があることになります。

実際は防波堤等でこんなことはないとは思いますが、少なくとも、海抜以下の地域が増加することで洪水等の被害は増加することは間違いないと思われます。

あなたの地域はこちらで調べられます

http://flood.firetree.net

 

 

 


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