プール熱に注意しよう!

◎プール熱ってどんなもの

プール熱とは. 正式には咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)といわれており「アデノウイルス」という病原体によって生じる伝染性の病気です。学校でのプールやスイミングプールを介してこのウイルスに感染するところから、「プール熱」とも呼ばれています。そのため、夏に多く、幼児から学童に感染するとされているが、大人もうつります。事実、弊社の巣スタッフがかかったことがあります。潜伏期間は、1週間以内です。

◎プール熱の症状について

  • 【発熱】38〜40度の高熱が4〜7日間続きます。
  • 【結膜炎】目の白目の部分が充血して赤い
  • 【ノドの痛み】ノドが赤く腫れ、4〜5日間痛みます。咳が出て、扁桃腺炎を伴うことも
    このほかに頭痛、寒気、食欲不振、吐き気、下痢、鼻水などの一般的なカゼの症状もあり

◎プール熱の治療法

  • 十分な睡眠と休養をとる
  • 水分補給に努める
  • 高熱でつらい場合は、解熱剤を使用する
  • のどの痛みにはうがいをする
  • めやにや目のかゆみがある場合は、点眼薬を使用する
                                      など

◎プール熱の予防法

プールでは
 プール終了後は目や手を良く洗って、うがいを行う。

自宅では
 帰宅時など、手や指をきれい洗う。タオルや洗面器、スプーンなど家族と共用しない。

外出先では
 銭湯、ショッピングセンター、屋内施設の手すりなど、共用部分にさわった手で、指をくわえり、なめたりさせない。(乳幼児)

 

◎紫外線対策もプールでは忘れずに

楽しいプールで、プール熱にかかってしまうのも悲しいですが、日焼けをしすぎて、火傷に近い症状になり、乳幼児の場合は高熱が出るということも少なくないのです。

プールや海は、水面 からの紫外線の反射もあって、ふだんの生活の2倍の紫外線を浴びてしまいます。
また、午前10時から14時ぐらいまでが紫外線量のピークを迎えます。右の図が時間帯別の紫外線量を表しています。ちょうど泳ぐ時間隊に非常に強い紫外線を浴びることになります。
あとで後悔をしないために、ラッシュガードを着用して日焼け対策をしましょう。また、肌の露出部分にはこまめに日焼け止めを塗って紫外線対策を忘れずにしましょう。

 


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