いつも走っている飯盛山のトレイル。
その道に、実は戦国時代の物語が眠っているって知っていますか？
もしかすると、家康よりも先に全国統一を果たしていたかもしれない、大阪の武将の物語。
スピードを少し落として“歩いてみる”と、見慣れた山、知っていたと思っていた山がまったく違う表情を見せてくれます。
飯盛山は、戦国武将・三好長慶が本拠を構えた「飯盛城」があった山。山全体が鉄壁の城で、尾根や谷、岩場のひとつひとつに戦国の戦略が刻まれています。
ふだん私たちがトレイルで通る道も、かつては見張りや移動に使われた古道の名残。そう思うと、何気ないコースが一気に歴史の舞台に見えてきます。
そんな飯盛山を、今回は“歩いて”楽しむ特別なイベントがあります。
それが「河内飯盛山 歴史山歩（のざき編／なわて編）」です。
「チーム飯盛山」主宰の野中さんがガイドとして案内し、普段は通らない里道や古道を巡りながら、飯盛城の遺構や地域の物語をじっくり体験できる内容。
野崎観音や四條畷神社といった、ランナーにはおなじみのスポットも登場しますが、今回は“歴史の視点”から訪れる新鮮さが味わえます。
「走ること」が好きな人ほど、このイベント参加はおすすめ。
いつもよりゆっくりと山を歩き、地形の起伏や風の流れを肌で感じながら、「この道を昔の武将たちも歩いたのか」、「ここから武将はどういった夢を描いていたのか」と思いを馳せる時間は、トレランとはまた違う充実感があります。
次に走るとき、きっと見える景色が変わるはずです。
ただ速く駆け抜けるだけじゃもったいない——。
地元の山を知り、歴史を感じながら楽しむ“新しい山時間”を、ぜひ体験してみてください。
河内飯盛山歴史山歩 のざき編 10月19日（日）の詳細・申し込み → こちら
河内飯盛山歴史山歩 なわて編 11月23日（日） の詳細・申し込み → こちら
