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トレイルランニング(トレラン)の始め方(前編):初心者が知るべき基礎知識と装備ガイド

「トレイルランニングに興味はあるけど、何から始めればいいかわからない…。」
そんな初心者の方に向けて、基本知識と装備をわかりやすくまとめました。後編ではコース選びやトレランの楽しみ方、レースへの挑戦などについて書いていますので、ぜひ参考にしてみてください🙌

目次

トレイルランニング(トレラン)とは?

トレイルランニング(通称:トレラン)は、山道や林道などの未舗装の自然道を走るアウトドアスポーツです。
舗装された道を走るロードランニングと異なり、自然の地形を活かしたアップダウンや多様な路面を楽しむことが特徴です。登山とランニングが融合したようなスタイルで、自然の中で心身を鍛えながら達成感を味わえます。

トレランの魅力とロードランとの違い

  • 自然を感じる冒険体験:四季折々の風景や森林の香り、鳥のさえずりなど、五感をフルに使って楽しめます。
  • 全身運動でバランス力アップ:未舗装の道は不安定なため、自然と体幹や下半身の筋力が鍛えられます。
  • メンタルリフレッシュ効果:自然の中を走ることで、ストレス軽減やリフレッシュ効果が高まります。

トレラン初心者が感じる楽しさとチャレンジポイント

  • 初めての達成感:山の頂上や絶景ポイントに辿り着いた時の喜びは格別です。
  • 走るだけじゃない楽しさ:歩きながら景色を楽しんだり、仲間と交流することもトレランの醍醐味です。
  • チャレンジポイント:最初は上り坂がきつく感じますが、マイペースで進めば大丈夫。少しずつ距離や標高を上げていきましょう。

トレランに必要な基本装備と選び方

トレランは自然の中で行うスポーツだからこそ、しっかりした装備選びが大切です。ここでは初心者が揃えるべき基本アイテムと、その選び方をざっくりと解説します。

トレランシューズ

トレランで最も重要な装備が2つあり、その1つがシューズです。初心者は次のポイントを押さえて選びましょう。

  • グリップ力:岩場や泥道でも滑りにくいアウトソールを選びます。
  • クッション性:長時間のランニングで足への負担を軽減。
  • プロテクション:つま先保護や防水性があると安心です。

おすすめモデル

  • MERRELL アジリティピーク5:安定性と耐久性が高く初心者に人気
  • Joe Nimble トレイルアディクト:自然な履き心地と広めのつま先設計で快適

ザック(バックパック)

トレランで重要な装備2つ目がザック(バックパック)です。登山用のバックパックと比べ、トレランのザックは移動中の縦揺れが少なく、走っても全く揺れないのがトレラン専用ザックの特徴です。なので、普通のザックや容量が小さい登山リュックでもできないことはありませんが、トレラン専用ザックを使うことをおススメします!
選ぶポイントは以下です:

  • 容量(5L〜10L):初心者は短距離用の5L、長距離用は10L程度がおすすめ。
  • フィット感:走行中に揺れないように、チェストストラップやサイドストラップが調整可能なモデルを選びましょう。
  • ポケット配置:フロントポケットは補給食やスマホを素早く取り出せるので便利。

その他必須アイテム

シューズ、ザック以外にも大切な装備はたくさんあり、その中でも必ず持っておいた方がいいと思う装備をまとめましたので、ご参考にしてください。ここに記載されているもの以外でも各々必要だと思ったものは必ず持っていくことをおススメします。

  • ウインドシェル(軽量で防風性のあるもの):軽量で携帯しやすいモデルがおすすめ。
  • ヘッドライト:夜間や暗い林道では必須。万が一に備えて昼間から持っておくことが吉。明るさは100ルーメン以上を推奨。
  • グローブ:転倒時の手の保護や寒冷時の防寒対策として必須。耐久性とグリップ力があるものを選びましょう。
YouTubeでも装備について紹介しています♪

トレランの安全対策とトラブル回避法

トレランは自然を相手にするスポーツだからこそ、安全対策とトラブル回避の知識が大切です。ここでは起こりやすいトラブルとその対処法、安全な走り方、そしてリスク管理について詳しく解説します。

トレイルで起こりやすいトラブルと対処法

  • 転倒や捻挫:岩場やぬかるみで起こりやすい。足元を確認し、無理なスピードを控えましょう。万が一の場合はテーピングや応急処置キットを使用します。
  • 道迷い:山道は標識が少なく迷いやすい。事前に地図アプリをダウンロードし、コンパスも携帯。GPSウォッチも有効です。
  • 脱水症状・ハンガーノック:長時間のランで起こりがち。のどが渇く前にもしっかりと水分補給と大体30分~50分おきのエナジージェルなどの補給を心がけましょう。

山でのマナーと安全な走り方

  • ハイカーさん優先のルールを守る:登山者(ハイカー)さんとのすれ違いの時に、よくものすごいスピードですれ違ったりして、よくトラブルになっている情報も聞きます。なので、基本はハイカーさんを見つけたら、スピードを落とし、止まるか歩くかですれ違う際は対応しましょう。またハイカーさんが止まってくれているときは小走りでお礼を言ってすれ違いましょう。
  • あいさつと声かけ:山では「こんにちは」の一言が安全確認にもつながります。
  • 自然を大切にする:ゴミは必ず持ち帰り、動植物を傷つけないようにしましょう。
  • 無理をしないペース配分:特に下り坂ではスピードを出しすぎず、転倒リスクを避けましょう。

トレラン初心者のよくある質問(FAQ)

Q. トレラン初心者におすすめのシューズは?

A. 「MERRELL アジリティピーク5」など、初心者でも安心して履けるグリップ、クッション性のあるシューズがオススメ。

Q. トレランで膝を痛めないコツは?

A. 下りで無理せずジグザグに降りる、クッション性のあるシューズを選ぶ。

Q. トレランは登り坂もすべて走るの?

A. すべて走りません!登坂は歩き、平坦、下りをランニングで最初は楽しみます。

まとめ:トレランは準備から始まる冒険!

トレランは、装備を整え、安全対策をしっかり行えば、誰でも楽しめる素晴らしいアウトドアスポーツです。最初は無理をせず、自然の中で自分のペースを見つけてください。山の風を感じながら走る喜びは、きっとあなたの人生を豊かにしてくれるでしょう!🌿

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この記事を書いた人

webスタッフとして、平日は毎日パソコンとにらめっこをしている。
大学時代はスカイランニングでバチバチしていたが今は "自称" 休養中。
いいのわたるさんのTrans Atras Runningの北米縦断のサポートでアラスカ、カナダへ行き、再び南米大陸のゴール地点であるアルゼンチンに旅立つ?!
最近マウンテンバイクにドハマりし、動体視力を鍛えている今日この頃。

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