9/13~9/15に開催された信越五岳トレイルランニングレースを走ってきました。
2023年は70kでDNF、そして去年は大雨の影響で142kの戸隠スキー場で特別完走に。
特別完走にしていただいたものの、ゴールテープを切れなかったことが心残りだったのと
戸隠で終わってしまった物語を走ってつなげたいと思いエントリーしました。
ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。
前編(スタート~黒姫)はこちら

例年通りなら黒姫→笹ヶ峰エイドに向かうのですが、今年はコース変更があり
まず西登山口WS(ウォータ―ステーション)を経て笹ヶ峰→西登山口へと戻ってくるルートに。
110kの方々とおしゃべりしながら登り基調のトレイル進むとあっという間に到着。
足は元気なのに、お腹の状態はずっと悪く歯がゆい時間が続き
ハンガーノックの影響も出てきて、ゼッケンの数字が二重に見えたりし始めました。
滞在時間3分/通過時間18時間20分(101k地点 西登山口)

西登山口から笹ヶ峰までは11k、平坦基調で助かりました。
ここでアップダウン厳しいコースだったら危なかったかもしれません。
笹ヶ峰は110kの大エイドなのでたくさんの人がいてパワーをもらえました。
お腹の状態は悪いままでしたが、食べなければ走れない。。
ジェルを食べたら悪化するのはわかっていたので、温かい飲み物や名物のカレーをゆっくりいただきました。
胃の中は空っぽなのでひとまず大丈夫そうで一安心。。
ボランティアの方にお腹の調子が悪くて、、と伝えたところ、
「MAGMA」があると教えてくれたのでそれを数本いただきました。(この判断がゴールへ繋がることに)
*MAGMA→スティックタイプの粉末で大麦若葉エキスなどが配合されおり、整腸が期待できます
滞在時間27分/通過時間21時間2分(トイレ1回/113k地点 笹ヶ峰)

さてここからは西登山口へ戻ります、一部選手同士がすれ違いできる箇所がありエールを掛け合って進みます。
MAGMAを摂取+固形物に切り替え、ジェルをSTOPしたことでお腹の調子は上向きに。
ただ走っているときは不安でしょうがなくジェルを食べていないのでハンガーノックの兆候は常にチラついていました
(ゼッケンの番号がダブってほとんど判別できなくなったり、幻覚も見るように)
そして右足親指にも痛みを感じ、どんどん強くなっていきました。
黒姫エイドでソックスを交換しなかったので、足がむくむ原因になったと思います。

無事に西登山口へ戻ってきました、この時には日が落ちて真っ暗に。
滞在時間3分/通過時間22時間47分(123k 西登山口)
お腹の調子が良くなっているのを感じつつ暗闇の中を進みます。
ここでもう一つトラブル発生!ヘッドライトが反応しない!?
同程度のスペックのハンドライトをもっていたのでそれをメインに。
(ヘッドとハンドは同メーカーの充電タイプ、電池は満充電だったので本体が故障?)
下りは両方点灯で進む予定ができなくなり安全優先に進みます。

下りで転倒しながらも次のエイド、「大林林道」を目指します。
前のめり転倒もしたので顔や腕、ウエアも泥だらけに。。
スタートしてから24時間を経過しましたが、睡魔はなく確実にゴールに近づいているので
テンションが下がることはありませんでした。
滞在時間6分/通過時間24時間26分(129k 大林林道)

ジェルから固形物に切り替えて、MAGMAを摂取したことでお腹の状態は落ち着きました。
固形物をしっかり取らないと。。と思っていたので戸隠エイドの名物「温かいお蕎麦」に直行
少し気持ち悪さはあったものの、時間をかけて。温かい出汁が染み渡るのを感じましたね。
ジェルをストップしてからハンガーノックの兆候がずっとあったので、お代わりもして回復に努めました。
滞在時間16分/通過時間27時間45分(トイレ1回/ 142k 戸隠スキー場)

去年の特別完走場所、戸隠エイドをクリアし最後の大ボス「瑪瑙山」へ。
トレイルの状況がひどく、田んぼ状態が延々と続く。。
気持ちが切れそうになりましたが、周りのみんなと声掛けしながら登り山頂へ。
そのあとゲレンデに出てもう一つのピークを越えてようやく下りに。
下りも田んぼ状態が延々と続きましたが、ここを下れば最後の林道とわかっていたので
何とか踏ん張ってマイペースで下り最後のエイド「飯綱」に到着
ここでもらったミルクティーがめちゃくちゃおいしかったです。
滞在時間3分/通過時間31時間3分(155k 飯綱)

緩い登り基調の林道を7k残すのみとなり、走りとパワーウォークを織り交ぜつつ進みます。
ただ右足の親指が痛すぎて歯を食いしばる場面も、早くシューズを脱ぎたくてしょうがなかった笑
(結果、右親指の爪は内出血ではがれかけ、側面には大きな豆ができていました。。)
何とか止まらずに前へ前へ進むと、たくさんの灯りが眼下に見えてきました。

ゲートが見えてからは、走らずに歩いてゴールへ。ここまでの道のりを思い出しながら。
162kの長い旅路を無事に終えることができてよかった。
去年切れなかったゴールテープを見たときはさすがにウルッときました。
僕一人の力ではここまで来ることはできなかった、応援してくださったみなさんありがとう。
トレイルランニングと出会った時、100mileを走るなんて想像もつかなかったけど
自分のペースで時間をかけて積み上げて完走することができました。
ここまで読んでくださった皆さんもいつかチャレンジしてほしいと心から思います。
だって、100mileは人生で忘れられない体験だから。
result 32時間21分14秒
番外編へ続く



