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Trans Atlas Running 北アメリカ大陸編スタート!
月7日朝時ごろに起床し、スタート地点であるプルドーベイへ行く準備をしました。
プルドーベイへはバスツアーでしか入ることができないので、バスツアーで20人弱の参加者と共にプルドーベイの1番北にある北極海へ向かいます。
ご覧の通り本当に北極の端っこまで来てしまいました。そこはもちろん体感温度は0度を下回っており、参加者も全員温かい格好をしていました。
でも、北極海の砂浜に着いた瞬間、みんな靴を脱ぎ始めたり、隣の女性たちは服を脱ぎ、水着姿に。何が起こるのかと思いきやみんな北極海に入り始めました…。水着の女性たちは奥の方まで浸かりに行き…。いや、もう一度言いますが、氷点下の気温です。ぶっとんだ人たちばかりだなーと思いきや1番ぶっ飛んでいたのは、バスの運転手でした(笑)
パンイチになり、北極海へドボン。この様子はいいのさんのインスタライブの真ん中〜終盤あたりで終始映像があるので、気になる方はぜひご覧ください(笑)
また、その日とても霧が深かったので、北極海あたりは何か出てきそうな感じのオーラがとても出ていました。
霧の中からホッキョクグマとか出てこやんやろな…。などなど考えていました(笑)
そして、いいのさんは短パン、シェルの中に半袖とアームカバー、そして(ウェア名)を羽織って走る準備万端です。体感温度は0度を下回っていたので、もちろん寒そうでした…。(笑)
スタート前にインスタライブをし、ついにスタートです!
最北端の北極海から、パナマまでの長い旅がついに幕を開けました!!
バスに一緒に乗っていた参加者たちも拍手と声援を送ってくれ、とても盛り上がりました。
北極海(プルドーベイ)から初日のゴール地点へ
今回は特別な許可を得ているので、北極海から、プルドーベイの通関みたいなチェックポイントまでの約10kmを走ることができ、そのチェックポイントまでは安全に走れるようにと車でコースを先導してもらいました。出会う人出会う人全員が優しく、スタートするまでにも多くの人に助けられました。
そして、サポートの僕も先導車に乗せていただきました。本当に感謝しかありません。
10km毎に車を止めていると、行きの時に見えなかった景色や動物などを良く見かけることができ、止まるたびにいつも車から降り、あたり眺めています。本当に壮大な景色で何回見ても全く飽きることがないです。この壮大な北極を走っているいいのさんはもっと色々なものを見ながら走っているのかなと思います。
スタート地点の北極海近辺は霧がかかっていましたが、途中から晴れてきて初日は晴天で終えることができました!
もちろん約400km地点にあるコールドフットへ行かなければ宿泊できる場所がないので、そこに着くまでは野宿です。
いいのさんがソロテント、僕は車中泊で夜を過ごします。
ご飯はそれぞれ買い込んだものを食べていきます。初日はサッポロ一番の塩ラーメンでした。
北極でラーメン、最高に美味しかったです!
こうして無事1日を終えることができました。
天気が一変、霧、雨、強風の極寒の北極
2日目、起床し外を見るとまた霧が深くなっており、それだけでなく雨もパラパラと降っていました。スタート地点へ向かっている時は、ずっと晴天だったので、こちらにきて初めての雨です。
気温は車の表示では0℃、風も相当強かったので、体感は-5℃くらいになっていたと思います。
北極の厳しさが牙を剥き始めました。
でも、この悪天候でも北極は何か幻想的な雰囲気を醸し出しており、いいのさんを待っている間その幻想的な景色に見惚れていました。
2、3日目は終始霧に包まれた砂利道を淡々と走り、その日のゴール地点へ向かいました。
こんな厳しい天気の時でも車を止め、応援してくれる人が何人かいました。
このプロジェクトを通して人の輪がどんどん広がっている光景を見ていて、このプロジェクトが全て終えた時どれくらいの人の輪が広がっているのだろうと考えるだけで何かグッと来るものがありました。
そして、4日目。ここがダルトンハイウェイ前半部の1番の難所です。
標高1470mほどの山を越えないといけなく、あたり一面雪が積もっており、道はずっと泥道。
朝は少し青空が顔を覗かせていましたが、山に近づくにつれ風か強くなり、雲行きが怪しくなりました。そして、大粒の雨が降り始めました。
標高が上がり気温がグッと下がる上に雨で全身ずぶ濡れになり、いいのさんも流石に少し厳しそうな表情を見せてましたが、休むことなく一気に山を越えました。
北極、ダルトンハイウェイは厳しい場所なんだなと改めて思いました。いいのさんも四国のお遍路と比べるとダルトンハイウェイの方がきついと話していました。
1時間ほど車で休憩、暖を取り再び走りにいきました。
ゴールまで残り20kmちょっと。最初は大丈夫かなと少し心配していましたが、ケロッとゴールしたいいのさんを見て、本当に超人だなと再確認しました(笑)
続く