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【レース参戦記】Mt.FUJI 100

Mt.FUJI100 参戦記 ゴール フィニッシュ

2024/4/26(金)~4/27(土)にかけて開催された、Mt.FUJI 100で初100マイルに挑戦してきました!

目次

移動~受付~スタート

京都駅~三島駅までは新幹線で。
大した練習も積めていないのにちょっと緊張してきたので精神安定剤(!?)を注入。

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三島駅から受付会場の冨士北麓公園までバスで1時間ほど。
受付時間がかなり後の方で申し込みをして、スタート会場へのバスに乗る時間もあったので、EXPOが開催されていたのにほどんど見られなかった…これは失敗でした。

去年は受付で大渋滞が発生していたようですが、今年は必携品のチェックがなく、ゼッケンと参加賞の受け取りのみでサクッと終了しました。

一緒に受付した仲間と完走を誓って一枚。

再びバスに乗って20:30ごろにスタート会場である富士山こどもの国へ到着。
スタートまではあと3時間。

スタートに備えて少しでも仮眠をとる方々が多数。
私も横になりましたが、かなり寒くてあまり寝られませんでした。

スタート地点に並ぶ前にトイレに行こうとしましたが、かなりの行列に…
間に合わないと判断して我慢→スタートしてすぐ近くのトイレに駆け込みました。

セレモニーのあと、いよいよ4/26(金)0:00にスタートです!
A目標は30時間、B目標は33時間でタイムチャートを組んだものを持参しました。

スタート~F1:富士宮

距離:25.3km
獲得標高:384m
斜度:1.52%

まずは下り基調のロードと林道を淡々と進みます。
途中からシングルトラックのトレイルに入っていきます。
飛ばし過ぎないように進んで、ほぼ予定通りにF1富士宮エイドに到着です。
この時すでに足には結構な疲労感が…先が思いやられます。

これから先の天子山地へ向けて、水を1.5L補充してサッと出発します。

F1:富士宮~F2:麓

距離:27.2km
獲得標高:1693m
斜度:6.22%

ロードを少し進むと、きついと噂の天子山地に取り付きます。
周りの方のゼッケンを見ると、二桁の番号(2023年大会で100位以内に入った方)や自分より若い番号(パフォーマンスインデックス順に番号が割り振られる)の、自分より速い方々が多くいて、飛ばし過ぎなのではないかと不安に感じ始めましたが、がんばり過ぎない程度に登っていきます。

頂上付近に着くころには夜が明け始め、きれいに富士山が見えました。

頂上から下るとF2麓エイドに到着です。

名物の富士宮焼きそばをいただき(おいしかった)、水分補給をして出発です。
陽が出てきて暑くなりそうなので、これから先は常に1.5Lの水分を持ってエイドを出る事にしました。

F2:麓~F3:精進湖

距離:18.2km
獲得標高:790m
斜度:4.34%

エイドを出てからはずっと富士山がきれいに見えていました。

天子山地を終えて足はすでに疲れ気味…走らないといけないところをトボトボ歩いていると、ばったり関東在住の知人
(2022年の比叡山ITRで途中並走して仲良くなった:こういう出会いもあるからいいですよね)に遭遇。富士山をバックにいい感じの写真を撮ってもらいました。
沈みかけていた気分もリフレッシュできて、次の竜ヶ岳を目指します!

とはいえ足は重くゆるゆる走っていくと目の前に山が…あれを登るのか…

なんとか頂上まで登りましたがここで戦意喪失…
座って10分くらいボーっとしていました。

下ったところでエイドまでの長いロードが続きます…
ここから後も長いロード区間に苦しめられることになります。

なんとかエイドに到着しましたが、もうヘロヘロでした。
補給しながらストレッチをしていると、第2ウェーブ(10分遅れでスタート)の友人S氏に追いつかれました。
調子など確認し合い、次のF4富士北麓公園まで一緒に進むことに。

F3:精進湖~F4:富士北麓公園

距離:26.7km
獲得標高:842m
斜度:3.15%

きつい登りはあまりありませんが、区間距離が長いのでしっかり走らないとかなり時間がかかります。
一人だと歩いてしまいそうだった場所も、励まし合いながら走って進むことができました。感謝。

F4富士北麓公園まであと少し…のロード区間、曲がった後、先に何も見えず周りの人たちと絶望。
こんな感じの道が4~5キロ続きました。ここが一番辛かったです。

なんとかF4富士北麓公園に到着。
事前に作成した33時間のタイムテーブルとほぼ同じ時間ですが、かなり疲れていたので、この後は時間を気にせず完走することに目標を切り替えました。
ドロップバッグを受け取り、Tシャツとインナーを着替えて後半戦に備えます。
少しゆっくりしすぎて50分ほど休憩してしまいました。

前区間を並走したS氏はもう少し休憩してから出るとのことで先に出発。
次のF5忍野に大きな仮眠所があるとのことなので、次で少し仮眠することにします。
S氏も到着次第、仮眠するとのこと。

F4:富士北麓公園~F5:忍野

距離:15.6km
獲得標高:512m
斜度:3.28%

あまり記憶も写真もないですが、想定タイムでF5忍野に到着します。
仮眠所(体育館のようなところ)で30分タイマーを設定して仮眠。
30分後、アラームで目覚めますが起き上がれずプラス10分寝ました。

さあ出発しようと準備をしていると、S氏が見当たらない…
応援ナビ(レース中に通過タイムを確認できるアプリ)で確認すると、なんとすでにエイドを出発している…騙された。
急いで先に進みます。

F5:忍野~F6:山中湖きらら

距離:9.5km
獲得標高:362m
斜度:3.81%

仮眠した後は少し復活して走れるようになり、気持ちよくトレイルの下りを走っているとS氏を発見!
聞けば次のエイドで仮眠するとのこと。パスして先に進みます。

ここではあたたかくておいしい豚汁が。このあとおにぎりを中に入れて雑炊にしていただきました。
疲れた体に沁みわたりました。

F6:山中湖きらら~F7:二十曲峠

距離:13.5km
獲得標高:1050m
斜度:7.78%

山中湖からが本当のスタートと言われているほど、ここからきつい登りや激下り区間が続きます。
仮眠して少し回復したこともあり、ここからは前の人を抜かすことが多くなります。
この区間もほぼ想定タイムでF7二十曲峠に到着。
エイドでは疲れてうなだれている方が多数いましたが、自分はまだ元気だったのでサクッと補給して出発しました。

F7:二十曲峠~F8:富士吉田

距離:11.8km
獲得標高:730m
斜度:6.19%

後半戦の山場、杓子山へ。
手を使ってよじ登らないといけない岩場を通ってなんとか頂上まで。
夜だったので鐘は鳴らせず…

最終エイドの富士吉田に到着。
ここではお客様のYさんがボランティアをされていたので少しお話したり、写真撮っていただいたり。

吉田うどんもしっかりいただきました。レース後半は塩気のあるものがとてもおいしく感じました。

膝にはレッツ先輩のイラスト入りテーピングを付けていました。(ちゃんと写真撮るの忘れました…)

F8:富士吉田~ゴール

距離:18.8km
獲得標高:955m
斜度:5.08%

エイドを出発して最後の難関、霜山へ。
ここでも少し余裕があったのでしっかりプッシュして登ります。
このあたりからKAIの上位選手に抜かされていくように。トレイル区間が終わるまで、後ろから来ないかビクビクしながら走っていました。(かなり速いスピードで走ってくるので)

下りの途中の左スネが痛くなり走れなくなってしまい、最後はほぼ歩きでしたがなんとかゴールまでたどり着き、念願の100マイラーとなりました!

まとめ

順位は200位(男子1,873人出走、1,261人完走)

タイムは33:19:24
途中でタイムを気にするのをやめましたが、結果的に33時間のタイムチャートとほぼ同じ結果に。
F2~F3の区間が遅かったのと、北麓公園で長い休憩、忍野で仮眠をとったところが想定よりも遅くなりましたが
ラストの区間が思っていたより動けました。

Mt.FUJI100 参戦記 タイムチャート 結果
順位は男女総合です

必携品と装備は下記になります。
直前まで迷っていたシューズは奮発して[ALTRA]MONT BLANC CARBONを使用。ロード区間が多いコースでしたが、とても走りやすかったです。
値段は少しお高いですがかなりおススメです。

Mt.FUJI100 参戦記 装備

走り終えてから会う方たちに「おめでとう」「すごいね」と言っていただくことも多く、ただ楽しく好き勝手に走っているだけですが、途中で諦めずに完走できてよかったです。

もっとしっかりトレーニングをして自分よりも早くゴールしている知人もいて、自分ももっと頑張らないとと思ったり(思わなかったり)

来年はレッツ先輩が参加するかも?とのことなので、その際は全力サポートしたいと思っています!

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この記事を書いた人

WEB・通販部門の久保雄太です。
9%ストロングチューハイ ロング缶をこよなく愛するところからニックネーム[ロンガー]と命名。
日々、入荷してくる新商品への物欲と闘いながら仕事をしています。

フルマラソン自己ベストは2時間58分(大阪マラソン 2023)
トレイル最長距離は100km、2024年には100マイルに挑戦予定。

休日は、だいたい交野山・飯盛山付近をぶらぶら走っているか、
きさいち店・いいもり店前で酔っ払っているので見かけたら優しくしてください。

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