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Trans Atlas Running 〜南極に一番近い街アルゼンチン・ウシュアイア編〜 vol.03

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暴風、凸凹の旅路

ペリト・モレノを後にし、次の街へ向け進み始めましたが、道路の路面状況がめちゃくちゃ悪く、結構深く穴が空いていることも。まるで2年前に行った北極へ続く道ダルトンハイウェイみたいだなと思いながら見ていました。

そんな凸凹道をマリオカートでバナナを避けるかのような感じで進んでいましたが、そんな路面状況にプラスで風も暴風で少し気を抜くと反対車線に持っていかれそうになっていました。

この日の最大風速は40km/sだったらしいです。ドアを開けるのも必死、外に出ると歩くのも大変な感じでした。風の大地パタゴニアが本性を露わにしてきました。

その暴風の中、もちろんいいのさんは走っているのですが、実際この状況で走ってみたらどうなるんやろ?って思い、一度走ってみました。追い風になるとほんとスピードが出過ぎて怖いくらいでした、楽には走れるがスピードの制御が大変かな?って感じでした。

次に向かい風。これはもうね、あまり息できないし、進まないしで最悪でした。

鼻と耳の奥がツーンっとして、水の中を潜った後に感じるそれと同じ感覚のようなものを感じました。

とりあえず苦しい、まっすぐ走れん、前に進まん、サングラス吹っ飛ぶなど色々大変でした(笑)

いいのさんは横風だったからまだマシだったけど、走り方が変になることで股関節がちょっと痛いね。と60km走ってきた時に話していました。ほんと鉄人やなって再確認した瞬間でした(笑)

Gobernador Gregoresでの出会い

暴風の中を走り抜き、次の街Gobernador Gregoresに着きました。これ読めますか?

正解は「ゴベルナドール・グレゴリス」でした。街の名前にしては長すぎる(笑)

長すぎるし全然覚えられないけど、さらっとこの地名を言っていた現地の人が何かかっこよかったので、一生懸命覚えましたが(笑)

その難しい名前の街の宿で、晩ご飯も食べ終わって、そろそろ寝るか〜と思っていた時に、玄関でいいのさんが日本語で話しているのが聞こえてみにいくと、なんと日本人の方が!!

こんなことカナダでも同じようなことあったな?と思いながらも話を聞いているとたまたま隣の部屋に宿泊されるそうな!これも何かのご縁だということで、その夜は少しお茶とスナックを食べながら、お2人の今回のアルゼンチンとチリの旅で、どこに行って、何を見てきたのか、またいいのさんの旅のことなど色々なお話をしていました。また次の日もちょっとした晩ご飯を一緒に食べながら楽しい時間を過ごしました。

また素敵な出会いがあって、とても嬉しかったです!
有難うございました!!

この先もたくさんの人と出会えたら嬉しいなぁ。


To be continue…

番外編:グアナコを食す!!

パタゴニアにはリャマやアルパカに似ているラクダ科の動物「グアナコ」がたくさん歩いています。
毎日見ない日はないくらいそこら中にいて、つぶらな瞳でなかなか可愛いんです。多分家族で行動しているのか、いつも5〜10匹くらいの群れで生活をしているような感じです。

つぶらな瞳がなんとも可愛い

そして、そのグアナコの肉がどうやら美味しいという情報を聞きつけたもので…。

たまたま宿泊した宿のレストランでグアナコの肉があるらしく早速食べることになりました!!!
(散々可愛いとか言っておきながら、ごめんグアナコ)

そして、お味なんですが、臭みもなく、柔らかくておすすめされた通りめっちゃ美味しかったです!
何かどこかで食べたことある味なんですが、思い出せない、、また思い出したらここに追記しておきますね(笑)

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この記事を書いた人

webスタッフとして、平日は毎日パソコンとにらめっこをしている。
大学時代はスカイランニングでバチバチしていたが今は "自称" 休養中。
いいのわたるさんのTrans Atras Runningの北米縦断のサポートでアラスカ、カナダへ行き、再び南米大陸のゴール地点であるアルゼンチンに旅立つ?!
最近マウンテンバイクにドハマりし、動体視力を鍛えている今日この頃。

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