ゴールまで約500km、アルゼンチンボーダーでトラブル発生
レースが終わり、少しレースの疲れを癒してから再びRio Gallegos(リオガレゴス)に戻り、再びウシュアイアに向け走り始めました。
ゴールまで残すところ約500km程。だいぶ近づいてきました。500kmでだいぶ近づいてきたって感覚になるのがそもそもおかしくなってるのかもしれませんが、感覚的にはもうゴールはすぐそこにある気分です(笑)
ウシュアイアに向かうには一度アルゼンチンを出て、チリに入国する必要があるんです。
地理的に複雑な形になっていて、一度アルゼンチンを出て、チリに入国し、100km程進み再びアルゼンチンに入国するという流れになります。


アメリカ・カナダ間も陸続きで移動しましたが、今回も少しですが、国境を越えられるのは嬉しいです(笑)
そして、アルゼンチン出国のボーダーに到着し、色々手続きをしましたが、一つ問題が発生しました。
僕がサポートに着く前に、バリローチェという街からアルゼンチンへ入国したみたいなのですが、その時に入国の証明書的なものは必要ないと言われ、結局その書類をもらえなかったみたいで。
そして、出国時にその証明書のようなものを出せと言われましたが、この経緯を話しするとなんとバリローチェまで取りに帰れと。(笑)
バリローチェまで2,500km、Google Mapで到着時間を調べると1日と14時間(車で)。
いや、絶対無理やわ!!!ってなり、必死に交渉し、偉い人らしき人が出てきて、15分くらい色々確認して持った末に、なんとか通過できることに!
少しヒヤヒヤしましたが、なんとか通してくれてよかったです(笑)
そして、親切にしてくれたボーダーの方と1枚写真を撮りアルゼンチンを出国しました。


チリに入国、国境付近の宿でイケメンと出会う
無事アルゼンチンを出国し、チリにすぐに入国しました。
チリのボーダーはとんとん拍子にことが進み、何もトラブルなくスムースに通過できました。

チリに入っても景色は相変わらず荒野が続きますが、グアナコや羊の数がグッと増えたような気が…。
そして、チリ出身グアナは警戒心が弱いのか、車から目が合っても逃げる様子が全くなく呑気な彼らでした(笑)

そして、チリ最終日に泊まった宿で働いていたスタッフ、セバスチャンがとても親切にしてくれ、ディナーにはお手製のチリの郷土料理「PICHANGA(ピチャンガ)」を作ってくれました。そして、なんと朝食も用意してくださいました!!めちゃくちゃありがたかったです…!

セバスチャンはイギリスとチリのハーフらしく、英語もスペイン語もどちらも話せて、しかもめちゃくちゃイケメンで、色々なことに片目ウインクでOKだよって答えてくれたり、ドアを開けて先に入れてくれたり、トイレから出てきたらティッシュを持って待っててくれたりとめちゃくちゃジェントルマンでした。

僕も日本に帰ったら片目ウインクで返事してみようかな…(笑)
ほんとに色々お世話になって思い出深い場所になりました!
チリの首都とかにもいつか行ってみたいな〜と思いながら、再びアルゼンチンに再入国しました。
次は最後の大きな街Rio Grande(リオグランデ)を目指します!!
To be continue…
世界史で有名なマゼラン海峡を渡る!!
陸路でウシュアイアに向かうためにはマゼラン海峡をフェリーで横断しなければいけません。
個人的に世界史が大好きなので、なんか全然関係ないけどマゼランって名前がついているとワクワクしました(笑)


フェリーの中はたくさん椅子があったり、ちょっとしたスナックやコーヒーが買える場所があり、トラックの運転手の人はもちろん、バイクや車で旅している人も結構たくさんいて、フェリーの中は賑やかでした。


人類初の世界一周航海を果たしたマゼランもここを通ったのかな??とか考えながらマゼラン海峡横断を楽しんでいました!!