世界の果て「Ushuaia(ウシュアイア)」到着!!25,000kmの長き旅の終幕
ゴールまで残り数日の間に冬が訪れたり、相変わらずの強風、しかも向かい風に襲われていたりとなかなか楽にゴールさせてもらえない様子でしたが、4/7(月)に無事ウシュアイアに到着し、南米大陸を走破達成しました!
僕はゴールで動画を構えていましたが、ライブを見ながらゴールを待ち構えてくれている人や、レースで訪れた際に出会った人たちも待っていてくれて最初は誰もいない中でゴールかな〜と話していましたが、その予想はいい意味で外れ、南米大陸編のゴールはとても暖かい雰囲気に包まれていました!
やはりゴールで待っていてくれる人がいるってことはとても嬉しいことですよね。

南米大陸は約10,200kmの旅路で、北米大陸と合わせ2つの大陸を走破したことになり、その距離なんと25,000km…!!しかも2年で達成。
もう次元が違いすぎて全くイメージがつきませんが、人間ってこんな距離を走って移動できるんだと目の当たりにし、人間ってすごいな。何事も諦めなければ人間の可能性って無限大なんだなって強く感じました。
ゴールした後に少しサポートしていた日々を思い返していたんですが、今回のサポートでは少し距離を短くしたとはいえ、60〜70km弱毎日走り続けていたので、それも普通じゃなかったんやなと終わってから再確認しました(笑)
「日本の若者にたくさんの景色を見せたい、観光地はもちろん良いが、観光地以外の良さも知ってほしい」
このひとつのコンセプトはどうだったのか、たくさんの人に見てもらえたのかな?
サポートをしている僕は今回も小さい村から大きい街までたくさんの場所に訪れ、そこでたくさんの人に出会い、コンセプト通りのことを体験させてもらいました。
そして、今回のアルゼンチンは前回のアラスカ・カナダとは違い英語がほぼ通じず、言語で会話することがとても難しい状況でしたが、前回同様に人の温かみを感じることができて、何か言語の壁があっても一生懸命伝えよう、聞こうとしていると言わんとしていることがわかり、ある程度はうまくいくのかな?とか色々考えていました。(前回アラスカ・カナダでも英語ほぼ話せませんでしたがw)
こんな貴重な体験を自分だけに留めておくのも勿体無いし、もっとこんな素晴らしいチャレンジを多くの人に知って欲しいので、日本に帰っても僕が経験したこの体験を、そして、いいのさんがたくさんの景色と人との出会いの素晴らしさをこの旅を通して伝えてくれているよってことを伝えていきたいなと思います。
スタートのアラスカでサポートしていた時からたくさんの旅人から聞いていたゴール地点「Ushuaia」に僕も立ち会うことができて本当に嬉しかったです!
2大陸制覇しましたが、ユーラシア大陸、オーストラリア大陸、アフリカ大陸と残り3つの大陸が待っています。
その3つの大陸ではどんな景色が見られるのか、またどのような人たちと出会うことができるのか自分ごとのように楽しみで仕方ないです。
皆さんもぜひいいのさんのこのチャレンジでたくさんのものを感じ、受け取ってもらえたら嬉しいなと思います!!

ウシュアイアの先にある最南端の道の終着点へ
ウシュアイアに到着し、そこで終わりかと思いきや、もう少し続きがありました。
アラスカの1番北にある道の始まりからスタートしたので、今回も1番南にある道の終わりまで行こうということで、ウシュアイアから25kmほど先にある真の終着点を目指しました。
Route 3と呼ばれるブエノスアイレスから1本道で繋がっているルートがあり、そこの終着点でもあり、多くのサイクリストやバイク旅をしている人はそこを目指すそうです。通称「パンアメリカーナ(バイア・ラパタイア)」と呼ぶらしいです。

いいのさんがその道の終着点に着いた時、思いの外、国立公園内ってこともあってか観光客の人が多くいて、ここでもたくさんの人に「Congratulation」と声をかけられていて温かい雰囲気でゴールを迎えていました!
「やっと着いた〜長かった〜〜」
と安堵の表情でサインにタッチしていたのがとても印象深かったです!
そして、北極海を舐めて始まったので、最南端でも海を舐めて旅を締めていました(笑)
本当に長い旅路お疲れ様でした、そして2大陸達成おめでとうございました!

The Southern Continent Complete
To be next is…
番外編:カナダで出会った大輔さんとウシュアイアで再開
2年前にカナダのキャシーハイウェイで出会った自転車で世界を旅する大輔さんとたまたまゴール日が同じで、ウシュアイアで再開することになりました!!

いやー、日本人同士なのになぜかカナダであって、アルゼンチン、世界の果てで再び再開するという巡り合わせ、めっちゃ嬉しかったです。
大輔さんもインスタを見ててくれたらしく、僕がドライバーとして復活した時はとても喜んでくれたそうです(笑)
大輔さんいいのさんと少し違うルートで、チリのアウストラロ街道を通ってここまで来たらしく、その道も絶景らしく人気のルートだそうな。
ここまでの道のりでの話、そして、これから先の話などの話で盛り上がり一瞬で時間が過ぎ去りました!!ほんと会えて嬉しかったなあ。
「また日本で!」
と言って、お別れしました。
必ずまた日本でお会いしたいですね!
東京の町田で、写真展もする計画を立てているみたいなので、ぜひ大輔さんの見てきた素晴らしい景色も見に行ってもらえたらと思います!
