レースに参加する際には、指定された必携品をしっかり持って走らないといけません。
ロングレースになると、万が一の事態に備えて必携品の数も増えていきます。
漏れがないように早めにしっかり準備しておきましょう。
必携品リスト&おすすめ商品のご紹介
必携品(装備として必ず携行するもの)のリストとおすすめ商品のご紹介です。(画像をクリックすると商品ページに移動します。)
今回は4月に開催を控えた、Mt.FUJI100の必携品を例にしてご紹介します。
公式サイトから引用した部分はマーカー付きにしています。
*必携品とは最低限の装備のことです。この厳しいレース環境で、二昼夜走り続けることを認識し、自らの安全と健全な体調を確保するために、さらに必要と思われる装備を加えてください。
*コース上で疲労、ケガなどで動けなくなった場合、主催者は連絡を受けてから3時間以内に現場に到着できるように活動しますが、要請が多数重なったときや、現場がコースを外れているとき、悪天候のときはその限りではありません。救助隊が到着するまでに6時間以上もかかることもあります。寒風や氷雨の中で6時間コース上で待機しなければならないことも想定して、装備を選んでください。
*特に勧める携帯品について
必携品のリストは、全ての選手にとってこのレースを走るために十分な装備ではありません。各選手の技量や身体能力、当日の気候によって必要な装備は違います。各自必要な装備を見極め、追加して携帯してください。また、事前にそれらを着用して氷点下気温の高山、大雨の中での長時間に及ぶランニングなどを体験し、それらのウェアがほんとうに自分のカラダを守ってくれるのか否かを知っておきましょう。
■1.必要に応じてコースを詳細に確認できる地図
*携帯電話に地図データをダウンロードすることも本年より認めます。ただし緊急連絡時に地図を参照しながら本部と連絡を取れるようにしてください。
プリントアウトしてラミネートor透明の袋に入れておくとよいと思います。
大会サイトからGPXデータが配布されることも多いので、時計やスマホにダウンロードしておいたほうが安心です。
■2.エントリーの際に番号を届け出た携帯電話
救護本部の電話番号(ナンバーカードに明記してあります)を登録し、番号非通知にせず十分に充電し、主催者からのSMSによる緊急連絡を受けられる状態にしておいてください。
長い時間行動することになるので、モバイルバッテリーを携帯しておいたほうがよいと思います。
■3.携帯コップ(150cc以上)
エイドステーションに紙コップの用意はありません。
■4.水
スタートおよび各エイドステーションを出発するときには1L以上持っていなければいけません。
次のエイドまでの距離が長い場合は、予備のボトルを携帯して1L以上の水分を準備されることをおすすめします。
■5.食料
別の記事にてまとめています。下のリンクからどうぞ!
■6.ライト2個、それぞれの予備電池もしくは予備バッテリー
低温では電池の寿命が短くなります。
ナイトトレイルを安心して走れるよう、明るいライトを準備しましょう。
ウエストライトやハンドライトもあればさらに安心ですね。
■7.点滅ライト(赤またはオレンジを推奨)
夜間の一般公道で後方からの走行車輌に認識されやすいよう、ザックなどにつけてください。
■8.サバイバルブランケット
(130cm以上×200cm以上、エマージェンシーヴィーヴィーを推奨)
■9.ホイッスル
ホイッスルのご準備はありませんが、ザックに付いていることが多いので、一度確認してください。
■10.テーピング用テープ
*捻挫や骨折などケガの救急処置のためだけでなく、ザックのストラップなど、装備が壊れたときの補修など、多くの用途にも使える強いテープです。
■11.携帯トイレ
*使用した場合は次のエイドステーションで未使用のものと交換できます。
■12.雨天に備えてフードつきレインジャケットとレインパンツ
どちらも〈ゴアテックス〉あるいはそれと同等の防水、透湿機能を持ち、縫い目をシームテープで防水加工してあるもの。
下記の他、店頭ではmont-bellの商品もご用意しております。
■13.保温のためのフリースなどの長袖シャツ
綿素材は認められません。
*保温のための上半身の衣料は=「暖かい空気の層」を作ることができる起毛したミッドウエアと称されるフリースやウール、薄手のダウンなどのことです。薄手のアンダーウェアは認められません。
下の記事のような【アクティブインサレーション】と呼ばれる、暖かくて軽いウエアを準備されると良いと思います。
■14.保温のための足首までを覆うズボンあるいはタイツ。または膝までを覆うタイツと膝までを覆うハイソックスの組み合わせ。
いずれも綿素材は認められません。
*保温のための下半身衣料は=A.足首までを覆うズボン、B.同じ足首までを覆うタイツ、C.丈の短いタイツとハイソックスのことです。
■15.保温のための手袋、耳までを隠す帽子
*ウール、ポリエステル製ニットキャップなどのこと。
手袋
帽子
■16.ファーストエイドキット(絆創膏、消毒薬など)
普段から携帯されていると思いますが、中身を確認して足りなくなっているものを補充しておきましょう。
濡れないようにドライバッグなどに入れておくのをおすすめします。
■17.配布されるナンバーカード、ICタグ
途中で着替える場合に、服にナンバーカードを付けていると付け替えないといけないこともあります。
ナンバーカードをベルトに装着される方も増えています。
■18.必携品を収納できるザックまたはバック
結構な荷物量になると思いますので、12-20Lの大きめのザックがあれば安心です。
特にsalomonのADV SKIN12は伸びる素材なので、12L以上の荷物を収納できるのでおすすめです。
その他のおすすめ
捻挫防止、疲労軽減にテーピング。
足、手のひら、脇の下、股、お尻、乳首、あらゆる部分の擦れ防止にガーニーグー。携帯用の小さいサイズもあります。
筋肉のケアにマグオンローション。こちらは少し大きいので小さい容器に入れ替えて携帯しておくと安心です。
さいごに
必携品を忘れてしまうと急遽買いそろえることになったり、最悪の事態だとレースに出場できなくなる場合もあります。忘れ物がないよう、しっかり準備して本番を迎えたいですね!
きさいち、いいもり店頭でもご相談にのりますので、ご来店お待ちしております!