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養老山脈トレイルランニングレース

北信濃トレイルフリークス主催『養老山脈トレイルランニングレース』招待選手として参加させていただきました。

 

約41キロ、累積標高2000メートルの旅

途中のエイドステーションまでの約22キロまでは林道、走れるトレイル。

めっちゃくちゃ苦手ですが、景色を楽しみつつ走りました。エイドステーションが終わりトレイルではあまりの景色の良さに立ち止まって感無量

本当に綺麗です。そして頑張ってトレイルの登りを進むと…至る所に看板が…。

面白い事が記載されている看板が多くて元気が出ます♪

 

 

そして

ブログには記載するか迷いましたが、

トレイルランニングレース時′の出来事として皆様に知っていただきたいと考えて記載します。

養老山頂手前の登りで選手が1人、木に寄りかかっていました。ゼッケンは同じロングの選手

聞けば『両足太腿がつってしまって登りで前に進めない。』との事

『背負っていきましょうか?』と、聞きましたが大丈夫との事。※ボランティアがいるポイントまで背負って手伝ってもらおうと考えました。

つらそうにしていた事や冬場のレースなので汗冷えによって身体が冷える事や、太腿がつったとの事で万が一、足のコントロールができず滑落する事もあり得ると考え、一緒に進む事に。

進む前には

意識がしっかりしているかの確認、荷物を下ろさせて、 本人が携帯していた防寒着を着用させ、補給は足りているかの確認を行ってから歩き出しました。

最悪、ボランティアの方々がいるポイントまで背負う事も考えて歩いていましたが、少しずつ回復をしてきたようです。

登りはゆっくり会話をしながら歩き、下りもゆっくり走ってゴールを目指していきます。

2人で並んだ時は万が一の事を予想して、谷側は滑落の危険があったので私が走る事をします。

そして

選手は無事にフィニッシュ。

かなりダメージもあったと思いますが、大きな事故に繋がらず本当に良かったと思います。

トレイルランニングレースの場合、アクシデントがあった時に1人で処置をしなければならない状況もあります。

街中でのランニングでは無いので、やはり予想されるリスクに備え、装備や体調を準備する事も強いトレイルランナーの要素だと考えています。

レースに限らず、アクシデントがあった人に会った時は声掛けをして手助けをするのが山に行く人の基本です。

 

 

レースの方は…私も無事にフィニッシュする事ができました。

 

※写真掲載許可得ています。

 

ゴール後は皆でパチャリ。

三重県の帝王、阪田選手(真ん中中央)や女子ロング優勝の枝元選手(アディダスの帽子)にも入っていただきました。目が開いておりません。oz

北信濃トレイルフリークスのトレイルランニングレースは温かみがあって本当に良い大会です。大阪や関西からは少し移動しての参加になりますが、オススメです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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この記事を書いた人

【大杉哲也(おおすぎてつや)】
関西のスピードスターとして全国区の知名度を誇るトレイルランナーでありながら、競技だけでないトレイルランの魅力発信に尽力。勝利よりもトレイルを楽しむ姿勢を一番に想い有言実行!交野の里山や飯盛山の生駒山系をホームフィールドを中心にでトレイルランニングカルチャーの普及に邁進中。

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