前編はこちら
いよいよスタートした信越五岳トレイルランニングレース110k
(コースマップ 距離が長いのでエイドの数も多い!)
110kの長い旅なのでマイペース
スタートしてすぐはテンションが上がるので
飛ばしてしまいがちですが登りは歩き、平坦下りもゆっくり入りました
このレースの魅力は何といってもトレイル率の高さ
ガッツが走った110kはなんと95%がトレイルです
(気持ち良すぎてピースサイン)
ふかふかのトレイルを堪能できて
一部急登りはあるものの走りやすいコースです
順調に距離を重ねて35k地点の「熊坂」エイドに到着
この時、お昼近くで晴天ピーカン
そして気温も上昇していたので少し熱中症気味に
この熊坂エイドからは川沿いの林道が10k以上も続きます。。
弱い気持ちがふつふつと湧き出し、「リタイア」の文字が何度もよぎりましたが
「自分から棄権しない」と決めていたので一歩一歩進みました
一歩一歩前に
必ず体調が上向くときがくる
そう信じていました
(レッツ比嘉パイセンがくれたメッセージ入りテーピング)
左手甲に貼っていたのですが、一番苦しいところを支えてくれました
時計を見る振りして何度みたことか。。笑
(一番苦しかったところ カメラマンさんの応援で笑顔に)
ゆっくり一歩づつ進むとピーカン日差しの林道が終わり
徐々に木陰のトレイルに変わっていきました
それでも体調は回復せず苦しかったのですが
川が流れていたのでそこでクールダウンしたところ
徐々に体調が戻り活力が沸いてきたのです
そこから60k地点の笹ヶ峰エイドまでに体調は完全に回復し
信越の雄大なトレイルを楽しみまくりました
笹ヶ峰エイドでは必要な荷物が預けられるので(デポステーション)
ウエアとソックスを着替えてリフレッシュ
そして後半に必要な補給食をしっかり補充
美しい夕日を見ながら来るべく夜に備えてヘッドライトを装着し
60~110k区間、夜の信越五岳も満喫することができました
気温も下がり、もともと夜パートは好きなので
体調も良くめちゃくちゃ楽しみました
(ゴール直後の一枚)
19時間50分の長い長い旅
その旅はジェットコースターのように上がったり登ったり
でもだからこそゴールした時の感動は何物にも言い表せない気持ちになりました
しんみりでもなく高揚でもなくホッとした感じ!?笑
このブログを読んでくださっているソトアソビストの皆さんに伝えたいのは
「トレイルランの旅を楽しんで欲しい」
距離や時間、場所は人それぞれ違います
なので皆さんが好きな場所、時間、距離を思いっきり楽しんで欲しいです
(ゴール写真)
最後に
大会関係者の皆さん
多くのボランティアの皆さん
地域の皆さん
そして応援してくださった皆さん
本当にありがとうございます
自分一人の力では完走できなかったと思います
皆さんの声援が、想いが私の背中を押してくれました
(参加賞のパタゴニアT-SH)
レースが終わって2週間が経ちましたが
脚の痛みがあってまだ本格的に走れていませんが
110kの長い旅を楽しんだ証拠だと思って焦らずいきます
(足元を支えてくれたシューズ イノヴェイト テラウルトラ G 270)
最後まで読んでいただきありがとうございます!
夏が終わり、暑さも落ち着き朝晩はすっかり涼しくなりましたね
紅葉もめちゃくちゃ楽しみです
2022年もあと3ヶ月!ソトアソビを通じて皆さんが笑顔になりますように!!